こんにちは、ぽんこつナースゆかです!
「念願の看護師として働き始めたけれど…自分のうっかりで迷惑をかけてしまった」
「もう〇年目なのに、いつもうまくいかない。」
と今日も一人反省会をしていませんか?
私自身、働き始めて初めて自分のぽんこつさを実感し、がく然としました。
「学校では優秀とまではいかなくても、それなりに乗り越えたのに…こんなに動けなんて!」
座学や実技室でする試験はできても、現場では全く通用しませんでした。
いつもタイムカードを押した後に居残って勤務外で肩身のせまい思いで記録をしていました。
「同期と比べて明らかに仕事ができない。」
「先輩にいつも迷惑をかけている。」
「こんなにがんばっているのに!」と焦りと悔しさがありました。
ここではそんな悩みを改善する具体的な方法をお伝えします。
この記事はこんな方におすすめ!
・頑張っているのにうまくいかない
・やるつもりだったのに忘れてた
・視野が狭くなりがち
・自信がない、いつも不安
・もっと仕事ができるようになりたい
ぽんこつながらもナース歴13年、ママ歴8年になる私が「困った」を軽くできた実際の方法をご紹介します。
準備が肝心!
今回この記事で紹介する対策は、“準備をとことんする!”です。
「え?準備ならやってるよ?」「準備する時間もなくて困っているのに!」という方も、もうちょっと読んでみてください。
数分でちょっと準備をするだけで様々なメリットがあります。
●落ち着いて仕事を始められる
●イレギュラーにも対応しやすくなる
●周りから助けを得られやすくなる
●時間内に記録を終わらせることができる etc.
事前にスムーズに働くための準備をしておく、それも重要な仕事の一つです。
大抵は朝出勤してから今日の予定を確認したり、準備をするのではないでしょうか?
しかし、出だしから準備不足でバタバタすると、
その日ずっと落ち着かない気分で過ごすことになりかねません。
どうしても朝が弱くギリギリ出勤になるぽんこつですが、
そんな時でも事前に準備をしておくと出勤してからすぐに行動を起こせます!
意外とできる事があります。
では、実際にどのような準備をするか、みてみましょう!
1.翌日の予定を確認する。
まずは次回の大まかな予定を把握します。例えば、
●誰を担当するのか
●担当者の予定(時間指定薬、処置、保清、指導、IC、面会、etc.)
●自分の予定(会議、委員会、研究、同期と飲み会で残業したくないetc.)
●施設の予定(シーツ交換、回診、レクetc.)
外せない予定を把握しておくことで、その他の細々とした事も、どのような動きになるかある程度想像できます。
どうしても忙しい時は予定を知って心づもりしておく。これだけでもだいぶ違います。
2.TO DOリストを作っておく。
当日ぬけもれがないように、すでに分かっている、しなくてはならない事はリストを作りましょう。
ささっと箇条書きでかまいません。
書き出しておくことで可視化して忘れにくくなります。
また、もし「それくらい覚えておけるし大丈夫」と、そのままにしておくと、覚えておく事に頭の作業容量を使ってしまいます。
仕事中は頭の中をすっきりさせておき、どんどん入ってくる新しい情報にサッと対応できるようにしたいですね。
3.時間軸を作っておく。
予定を確認したら、時間軸を作りましょう。
いつ何をするか一目でわかるように書き込みます。
●点滴の終了時刻
●処置時間
●OPEの予定時間
●ICや指導の予定時間
●時間指定薬の時間
●記録する時間 etc.
特に忘れてしまうと困る時間指定薬は、赤など目立つ色で書き込んでもいでしょう。
書き出すことで1日の自分の予定を可視化できます。
全体を見て、もし余裕のない時間帯がみつかれば、事前に先輩や同僚に相談や依頼をしましょう。
ここで大切なのは、記録をする時間も予定として確保しておくことです。
勤務時間中走り回って、終業時刻にやっと座って記録を始めるなんてことになりかねません(経験者)。
4.つかう物品の確認。
何が必要か確認します。物品がどこに保管してあるか、不足がないかまで確認しましょう。
当日に物品がみつからなかったり、そもそも足りなかったら焦ってしまいますよね。
できるなら次回使うものを、帰る前にひとまとめにして置いておきましょう。
5.次回一緒に働く人と、予定を共有する。
一緒に働く人と予定を確認し、お互い把握しておきます。
そしてお願いしたいことや時間などを相談しておきます。
当日忙しくなると十分にコミュニケーションが取れなくなるかもしれません。
“フィーリング”や”その場にあわせて”はコミュニケーションエラーの元です。
事前にイメージや細かいところを共有しておき、決められることは決めてしまいましょう!
また、周りの人に自分の予定を事前に共有しておくと、イレギュラーで手いっぱいになっている時に助け船を出してもらいやすくなります。
逆に、自分の手が空いている時は積極的に支援に行きましょう!
普段からお互い様の精神で、気持ちよく働きたいですね。
6.翌日の1日の流れをイメージしておく。
ひととおり準備ができたら最後に、自分の動きを具体的に想像しましょう。
朝出勤したときから仕事終わりまで自分がどう動くか大まかに決めます。
余裕があれば起こりそうなイレギュラーな事態も想像して、対処法まで妄想しておきます。
例えば、「〇〇さん夕方に熱が出やすいな。発熱時に使う薬の処方を依頼しよう」
「△△さんのオペ時間が伸びた時は□□さんの処置時間を変更しなくちゃ」等。
いきなりイレギュラーが起きたら慌ててしまいます。
あらかじめ何も起きてないうちに予想しておくことで、もしイレギュラーが起きても慌てないで対処できますね。
まとめ
この記事では、頑張っているのにうまくいかず困っている方向けに“準備をとことんする!”という事を紹介しました。
- 翌日の予定を確認する。
- TO DOリストを作っておく。
- 時間軸を作っておく。
- つかう物品の確認。
- 翌日一緒に働く人と、予定を共有する。
- 翌日の1日の流れをイメージしておく。
これならやってみよう!と思えたものはありましたか?
確実に準備しておいて良かったと思うことが何度もあります。
どれもとても簡単でなので、もしやっていなかった事があれば、ぜひ1つずつでも試してみてください。
毎日がんばっている方のヒントになれたら嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!